コラム
COLUMN
2023.11.30
広告業界の魅力とは?人気の理由やトピックスも紹介
広告業界は、市場規模が拡大している業界であり業界成長率が高いため、将来性がある業界といえます。一方、インターネットの普及により求人も増えている傾向にあります。では、広告業界の魅力はどのようなところにあるのでしょうか。
この記事では、広告業界とはどのような業界なのか、また職種例、広告業界の魅力、向いている人について解説します。
広告業界とはどのような業界なのか
そもそも広告とは、商品やサービス・アイデアを多くの人に伝えるためのものです。従来はテレビやラジオ、新聞などに掲載する方法が一般的でしたが、インターネットの普及に伴い、近年ではWebを使うケースも多くなっています。
広告業界における主な仕事は、広告を出稿したい企業に対して出稿の提案を行い、広告企画やイベントの立案と運営、広告枠の販売をするなど広告の提案から結果の分析まで一連の業務を担います。
広告業界にはどのような職種があるのか
ここでは、Webマーケターの具体的な仕事内容について解説します。
広告営業
広告営業とは、広告代理店や広告制作会社の営業のことを指し、企業によっては企画提案営業などさまざまな名称があります。広告を出したいクライアントに営業活動を行ったり、インターネット広告を活用した集客・売上アップの提案を行ったりすることが多いです。広告の作成につなげる企画力などのスキルが求められる職種です。クライアントに対して広告のイメージをヒアリングしてプランを提案する仕事で、案件受注後には予算やチーム編成、チームの進行管理も行います。
デザイナー
デザイナーは、広告に掲載するクリエイティブを制作します。主に、グラフィックデザイナーやWebデザイナーなどが該当し、それぞれの部署に配属されます。広告デザインを制作するための洞察力や想像力が必要となる仕事で、フリーランスとして活動している人も多くいます。専門性が高いため未経験の場合、採用は厳しい傾向にあるようです。
ディレクター
ディレクターは、クライアントに対して要望をヒアリングし、企画を出すことやメンバーの選定から実際に広告が完成するまでの制作過程で指揮をとり進行管理などを幅広く担当します。
プランナー
プランナーとは、広告のプランニングが主な仕事です。制作情報や企業イメージ、流行などの情報を集めてどのような広告を作るのかを考え、クライアントの要望に応えます。企画力だけではなく、市場を分析する力やコンテンツの理解力が重要視されるでしょう。
広告業界の魅力について
ここでは、広告業界の5つの魅力について解説していきます。
やりがいのある仕事ができること
自分が担当した広告が配信されることやクライアントの売上貢献につながった際には、達成感と大きなやりがいを感じられます。また、マス広告やイベントなどの仕事は、自分の関わったものが世に出て直接目にすることもあるため、やりがいを実感しやすいでしょう。
クリエイティブな仕事ができること
課題や問題がある状態からどのように解決するかの戦略を考え、広告を用いて解決することはとても大変な仕事ですが、単純作業ではないため楽しさを感じられるでしょう。
他業種のビジネスモデルの知識がつく
担当する部門にもよりますが、提案に関わる際は、その業界やクライアントのビジネスモデルを理解して企画を考えます。これは、広告業界ならではの特徴であり、仕事の魅力だといえるでしょう。
多くの人と関わることができる
広告業界は、クライアントや社内のメンバー、協力会社などさまざまな人と仕事をします。そのため、提案力やコミュニケーション能力、スケジュール管理能力といったスキルを培うことができます。
マネジメントをすることができる
ターゲットを動かすことが広告の仕事の役割でもあるため、動かすために何をすればよいかを考えて、実行していくプロセスは、ほかの仕事にない広告業界の仕事の醍醐味でしょう。
広告業界に向いている人とは?
ここでは、広告業界に向いている人について解説していきます。
流行やトレンドの情報を収集する人
広告業界は流行を発信する業界でもあるため、最新のトレンドや情報を早くキャッチアップして仕事に活かすことが重要となります。そのため、普段から流行りに関心が高い人は広告業界に向いています。
コミュニケーション能力が高い人
コミュニケーション能力も広告業界で働く上で必要な要素です。広告を制作する際は、さまざまな人と連携して仕事を進めるため、コミュニケーションが不足しているとお互いの意思疎通ができなくなり、クライアントの要望を満たすことが難しくなります。
対応力がある人
プロジェクトを進行させていく上でトラブルが発生した際や、クライアントから広告の変更をするようにいわれた際など、当初予定していた計画をすぐに変えることも必要になってきます。そのため、冷静に状況を把握し対応できる能力が求められます。
広告業界の市場の動向について
ここでは、広告業界の市場の動向について解説していきます。
IT技術の促進により今後も伸びると予想される
近年は、IT技術の進化やさまざまなサービスの進出など最新技術が使われるようになりました。広告業界も、今後は新たな形の広告に進化していくといわれています。
例えばGoogleが出している企業向けマーケティングプラットフォームでは、消費者が商品を回転・拡大できる3D広告をリリースしました。消費者は広告を見ただけで、まるで目の前に商品があるかのように3Dで商品を確認することができます。このように今後の広告業界はさらに伸びると予想されるでしょう。
インターネットの普及により今後も伸びると予想される
インターネット広告は、詳細なターゲットに広告配信ができ、効果測定がしやすく低コストで始められます。そのため、テレビや新聞などのメディアよりも高い費用対効果できることもあり、インターネット広告へ移行し始める企業が増えてきており、近年では、リスティング広告やアフィリエイト広告に加え、Twitter・Instagram・YouTubeといったSNSを活用した動画広告を利用する企業も増加しています。
広告業界の求人動向について
ここでは、広告業界の求人動向について解説していきます。
広告業界の求人はITの促進や企業のマーケティングの必要から増加傾向にある
Webサービスやネット広告、ゲームなどのインターネット業界の求人数はDX推進の加速を背景に引き続き増加しています。また、大手インターネットサービス企業やデジタルマーケティングのコンサル企業などでは、数百名規模の採用を継続している企業もあります。
自社のマーケティングや広告をインハウスする企業も増えている
新型コロナウイルスが流行する前から広告運用の内製化は増加しつつありましたが、コロナ禍においてはさらにインハウス化が浸透しました。コロナ禍においては業績が悪化した企業も多く、広告予算を削減するためにインハウス化を進める企業が増加傾向にあります。
まとめ
広告業界には、自身の携わるプロジェクトがクライアントへ貢献できることや他業種の知識が増える、多くの関係者と携わることができるなどさまざまな魅力があります。近年では、インターネットの普及やIT関連の需要が高まっており、今後の広告業界はさらに成長すると予想されます。
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