コラム

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2023.9.12

Webディレクターのリモート求人に応募する前に知っておきたい情報を紹介

Webディレクターのリモート求人に応募する前に知っておきたい情報を紹介

企業のマーケティング活動においてWebマーケティングが主流の現代では、Web業界で働きたいと考えている人もいるでしょう。またWeb業界の中でもWebディレクターとして働きたい人の中には、リモートワークを希望している人も多いのではないでしょうか。

本記事では、Webディレクターとはどういう職種なのか、また求められるスキル、Webディレクターの役割、リモートワーク時に気をつけることについて紹介します。

Webディレクターという職業について

ここでは、Webディレクターという職種について解説します。

Webディレクターとは

Webディレクターは、Web制作において、プロジェクトを円滑に進めるための責任者です。案件進行の舵取りのような存在であり、クライアントと社内のメンバーとの間のやり取りを担っています。実際のWebディレクターの業務というのは、企業によって異なりますが、Webサイト制作を中心とする企業であれば、クライアントとのやり取りを多く含むことや納品後のアフターフォローまで行うこともあります。

Webディレクターはどのような仕事を行うのか

ここでは、Webサイト制作におけるWebディレクターの具体的な仕事内容について解説をしていきます。

要件定義

まずはヒアリングを行い、どのような目的のWebサイトにしていくのかを決めていきます。クライアントの要望内容を整理して、必要な機能が十分であるのかについて検討することもWebディレクターの仕事の一つです。

企画立案や制作

Webサイトを制作する目的はクライアントによってさまざまです。たとえば、売上増加やアクセス数アップなどが考えられるでしょう。クライアントの目的を正確に把握し、ターゲットに適したWebサイトのデザインを企画していきます。

進行管理

Webディレクターは定められた納期までにWebサイトを納品するためのスケジュール調整を行い、どのタスクをどのメンバーに割り当てれば問題なく業務を進められるかを予想しながら進行を管理します。

Webディレクターの役割について

ここでは、Webディレクターの役割について解説をしていきます。

日程調整

Webディレクターの役割には、プロジェクトを達成するまでに誰がどのようなタスクを行うかといった全体のスケジュール設定と、作業ごとの進捗状況を確認しながらプロジェクトをゴールへと導くスケジュール管理があります。これらはWebディレクターにとって特に大切な仕事のひとつです。

リスクマネジメント

プロジェクトを進めていると、少なからずトラブルが発生することがあるため、そのようなリスクを防ぐために、事前の段取りや制作進行の共有などをしっかり行うことが重要になります。

社内外との調整や管理

Webサイトを制作する場合には、社内外の意見を調整する場面も多くあるため、Webディレクターが率先して、両者のコミュニケーションを円滑に運ぶ役割も担います。

Webディレクターが求められるスキルとは?

Webディレクターが求められるスキルはさまざまです。
ここでは「Webマーケティングのスキル」「マネジメントスキル」「コミュニケーションスキル」の3点について解説します。

Webマーケティングのスキル

Webディレクターには、Web制作を統括する役割があるため、Webマーケティング全般の知見と経験が求められます。近年では、SNS広告やWeb広告、SEOなどさまざまなWebマーケティングの手法があり、それぞれの特徴や効果的なターゲットなどを理解しておく必要があるでしょう。

マネジメントスキル

Webディレクターは、Web制作を担うチームを管理する立場にあるため、マネジメントスキルは必須といえるでしょう。特に長期のプロジェクトになれば、スケジュール調整やチームの方向性などの調整が必要になります。

対面以外のコミュニケーションスキル

Webディレクターは、クライアントに対面でプレゼンテーションをするスキルだけではなく、Web上でのコミュニケーションスキルも必要となります。具体的には、メールなどのコミュニケーションツールを活用して相手に分かりやすく伝えるスキルが求められます。

Webディレクターはリモートワークが可能?

Webディレクターは、チームの制作進行管理業務などが中心です。Webディレクターはリモートワークができないとは限りませんが、会社へ出社する働き方と比べると難易度は上がるでしょう。
制作進行管理者としてメンバーのモチベーションやその日の体調などは、対面でないと把握しにくい場合もあります。さらに、各メンバーの進捗もすぐに確認しづらいです。しかし、近年ではSlackやChatworkのようなコミュニケーションツールに加えて、Zoom、Google MeetなどのTV会議を使用することで比較的リモートワークがしやすい時代です。以前と比べてリモートワークでもメンバー管理が可能な時代となったため、チームの管理に必要なツールを使うことでリモートワークでも業務を進行できるでしょう。

Webディレクターがリモートワークで気をつけるべきこと

ここでは、Webディレクターがリモートワークで気をつけるべきことについて解説していきます。

対面ではないコミュニケーション

リモートワークでは、対面の時以上にコミュニケーションに気をつけなければなりません。リモートワークでのコミュニケーションはメールやチャットなどのツールを使用する機会が多いため、文面での記載漏れがあると、少しの思い違いから相手に伝えたかったことと相違が生まれるケースがあります。

チーム内での情報共有

リモートワークのコミュニケーションは、業務連絡が主になります。会社へ出社する働き方であれば案件とは直接関係のない会話ができ、クリエイティブやアイデアと関係するなどのケースがあります。Webディレクターは流行や新しいサービスなどの情報をチームで共有するとよいでしょう。

セキュリティの管理

リモートワーク中は、オフィスでの勤務と異なり気が緩みがちです。その結果として、不用意に情報を漏らしてしてしまう可能性があります。そのようなことにならないように細心の注意を心がけることが大切です。

Webディレクターのリモートワークの求人数の推移について

BIZREACHによれば、コロナ禍においてリモートワークなど勤務地を問わない働き方による求人数がコロナ禍前と比べ11.3倍に上昇していると発表されています。Web業界の各企業は、地元に住む労働者だけではなく、全国からも幅広く求職者を募集しようとしているでしょう。
※参考元:BIZREACH|「勤務地を問わない新規求人数」がコロナ禍前と比べ11.3倍に上昇

このように、今後はさらにWeb業務をマネジメントするWebディレクターのリモート求人数も増加すると考えられます。

まとめ

Webディレクターのリモート求人に応募する前に知っておきたい情報を紹介

Webディレクターはクライアントと制作メンバーとの間を取り持つ舵取りのような存在です。また、求められるスキルとしてWebマーケティングスキルやマネジメントスキル、コミュニケーションスキルなどが挙げられます。

リモートワークのWebディレクターは、対面ではないコミュニケーションスキルや情報共有、セキュリティの管理などに注意する必要があります。また、近年ではさまざまなコミュニケーションツールが登場していることから、リモートワークも可能でしょう。

株式会社DigiCon(デジコン)では、Webディレクター希望の人材を募集しています。弊社では、大規模サイトのリニューアルやコンテンツ制作など幅広く取り組むことができます。自分の裁量で働きたい人や自分で考えて行動できる人、お客様へ貢献したい人はぜひご応募ください。