コラム
COLUMN
2024.10.07
Web広告の仕事におけるディレクターとは?キャリアプランについても紹介
この記事では、Web広告の具体的な仕事の内容、Web広告の職種のキャリアプラン、会社から求められるもの、Web広告における各種ディレクターの比較、Web広告における最新のトピック・トレンドについて紹介していきます。Web広告のディレクターを自身のキャリアとして検討されている人はぜひ参考にして下さい。
Web広告とは?
Web広告とは、インターネットを通じて配信される広告を指し、私たちが普段利用しているスマホやPCなどのメディア媒体を通じて行われます。オンライン広告と呼ばれることもあります。
Web広告は大きく分けて10種類あります。具体的には、リスティング広告、ディスプレイ広告、アドネットワーク広告、リターゲティング広告、純広告、SNS広告(Facebook広告、Twitter広告、Instagram広告)、アフィリエイト広告、記事広告、動画広告、メール広告となります。
広告を出稿する際にはそれぞれの媒体の特性とターゲット層を考えながら検討する必要があります。
Web広告に関する具体的な仕事内容とは?
ここでは、Web広告に関する職種や仕事内容について紹介していきます。
アカウントプランナー
Webマーケティングを行う上での広告メディアの戦略を行い、適切な広告プランを組み立てます。営業色の強い職種であり、広告の予算や期間などについてもクライアントの要望を聞きながら、より良い効果を上げるための提案を行います。
データアナリスト
データアナリストは運用した広告の効果を検証し、目標との間に乖離が生じている場合には結果を分析して改善案を提案する役割を果たします。結果に対して専門的なスキルを持って分析を行うことで、広告の成果をより高めていくことを目指します。
Webデザイナー
Illutrator やPhotoshopなど編集ツールを使用して、Webサイトや広告をデザインします。クライアントの意向も反映しつつ、ターゲット顧客に届くデザインを検討します。見た目のデザインだけでなく、機能的なデザインも求められます。
Web広告の職種で働く場合のキャリアプラン
Web広告の職種で働く場合には、キャリアプランとして大きく分けて以下の4つの選択肢が挙げられます。
・就職した企業に継続して働き、Web広告のスペシャリストとして働く
Web制作会社や広告代理店などに就職して、Web広告運用を行うスペシャリストとしてのキャリアを積むことで活躍します。専門的なスキルを深く追求することで、クライアントからのニーズに応える役割を担います。
・キャリアアップして教育者となる
Webの広告代理店に入社をした後、プレイヤーとしてWeb広告の担当を行うだけではなく、積み上げた経験を基に部下を育てるマネジメント業務に従事する役割を担います。良い組織を作り上げるための重要なポジションとなります。
・業務の幅を広げて幅広く活躍する
Web広告のスキルを磨きながらも、デザインやプログラミングなど他の職種のスキルを身に着けることで、より広い視野を持った付加価値の高い人材として自己の対応できる業務の幅を広げていくことができます。
・スキルを身につけて転職・フリーランスという選択肢
Web広告の仕事が好きで、それに没頭して取り組みたいという人はフリーランスとして働く舞台で活躍することができます。安定した収入を得るまでは険しい道となりますが、働く自由度が高い点は魅力となります。
Web広告の仕事をする上で会社から求められるものとは?
ここでは、Web広告の仕事をする上で求められる主なスキルについて紹介していきます。
コミュニケーション力とヒアリング力
Web広告に関わる仕事においては、関係者が多くなる傾向にあるためコミュニケーション能力は必須となります。また、クライアントの要望を上手に引き出し、チーム内に情報共有をし、円滑にチームワークを発揮できることが求められます。
想像力と分析力
Web広告の職種はクリエイティブな発想を求められることがあります。顧客の注目を集めるコピーやデザインを生み出し続けるために必要な技術を学びつづけ、得られる情報を分析する力が必要となります。
Web広告におけるディレクターの比較
Web広告におけるディレクターはいくつかのタイプに分けることができます。ここでは、各タイプにおける特徴と適性について紹介していきます。
マーケティング・企画系
マーケティング・企画系のWebディレクターの場合には、クライアントの希望をヒアリングして、市場調査やコンテンツ企画などのディレクションを行います。クライアントに対して提案の内容をプレゼンする機会も多く、高いコミュニケーション能力を備えた人に適性があります。
デザイン・クリエイティブ系
デザイン・クリエイティブ系のWebディレクターは、問題意識をもって解決するべき課題を発見し、その改善策をデザインの観点より提案します。Webデザイナー経験者やサイト制作に関するコーディングの知識がある人が向いています。
運用管理系
運用管理系のWebディレクターは、SEOのノウハウを活かしてWebサイトのデータを解析し、より精度の高い広告の出稿を提案します。専門性が求められるため、SEOの知識と運用経験があり、ロジカルな考え方を得意とする人が適しています。
Web広告のトピックやトレンドを紹介
ここでは、Web広告のトピックやトレンドを紹介します。
・InstagramやTwitterなどのSNS、そしてYouTubeなどの動画配信サービスが発達してきたことにより、広告業界は過渡期にある
現在SNSやYouTubeなどの動画配信サービスは過渡期にあり、マスメディアによる広告ではなく、個人の情報発信に重きが置かれるようになっています。
・SNSの影響もあり動画広告の需要が伸び続ける
近年は動画広告やデジタルサイネージ(電子標識)の需要が増えています。これらは消費者動向の解析がしやすいという特徴があり、その需要が高まるだけWeb広告の出番が増えます。
・「体感型」や「没入型」の新たな形の広告に進化していく
昨今のIT技術の向上により「体感型」や「没入型」など新しい種類の広告に注目が集められており、消費者からのエンゲージメントも高まっています。
・AIの導入が進む中で、人間しかできないWeb広告の仕事は需要が増えていく
AIの能力や守備範囲は人間の仕事を奪うと言われますが、それでも企画や入稿など人間が行う複雑な仕事は依然として残り続けると言われています。
まとめ
この記事では、Web広告の仕事においてディレクターの仕事内容やタイプ別でみる適性、キャリアプランなどを紹介してきました。需要の高まっているWeb業界において、活躍できる場は広がり続けています。
株式会社DigiCon(デジコン)では、Web広告やマーケティングに興味があるディレクターの人材を募集しています。自分の裁量で働きたい人、自分で考えて行動できる人、自身の専門性を深めお客様へ貢献したい人は、ぜひご応募ください。