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2024.4.22

Lステップとは?基礎知識から進め方や活用方法まで徹底解説

Lステップとは?基礎知識から進め方や活用方法まで徹底解説

インターネットの普及によりマーケティングにおいてWEBに関するマーケティングが主流となっています。また、WEBマーケティング業界において、マーケティングツールの活用は必須となっており、その中でもLステップはマーケティング業界において欠かせないツールと言われています。

この記事ではLステップの概要や目的、メリットやデメリットなどについて紹介していきます。

Lステップの概要

Lステップとは、LINE公式アカウントの機能を拡張したtoC(個人消費者)向けのマーケティングオートメーションツールです。Lステップを活用することで従来のメールマーケティングのように、自動でのステップ配信やセグメント配信、ユーザーの管理やメッセージによる配信効果の計測が可能となります。

Lステップの目的

Lステップを利用する目的としては、効率的に情報発信をすることが挙げられます。Lステップにはステップ配信やセグメント配信など、メールマーケティングを効率的に行うための欠かせない機能が備わっています。

自社が売りたい商品やサービスを自動で発信する機能は、顧客満足度アップに繋がる施策となり、企業として受ける恩恵は大きいものがあります。また、運用や情報配信のコスト削減や分析ができる点も評価されるポイントです。

Lステップのメリットとデメリット

Lステップはメルマガに変わる新しいユーザーへのアプローチ方法と考えられています。
ここでは、Lステップのメリットやデメリットについて解説します。

メリット

Lステップのメリットとしては主に以下の要素が挙げられます。

・コスト削減
・マーケティングの戦略に必要な情報が得やすい

Lステップの大きなメリットとしては自動化できコスト削減ができる点が挙げられます。手間のかかるLINEでのユーザーに対する個別連絡やメッセージの配信などを自動化できるため、人件費を含む運用コストを削減することができます。

大規模な事業ではメッセージをやり取りしなければいけないユーザーの数が増えますが、Lステップを導入することでユーザー数に限らず、各ユーザーに対応できる点は大きなメリットです。

また、Lステップの機能でユーザーのリサーチも簡単に実施できるため、マーケティング面でも利便性が高い特徴があります。

デメリット

次に、Lステップのデメリットとしては以下の要素が挙げられます。

・月額費用がかかる
・配信前の準備が必要になる
・周知に時間を要する

Lステップは最も安いプランでも月額2,980円の費用がかかります。そのため、削減できるコストとツールコストの費用対効果を検証する必要があります。

また、Lステップ配信の準備段階で時間かかる場合や、そもそもLINEのアカウントにおける友達が少ない場合には効果が期待できません。0からLステップを構築しようとすると長い時間を要するため、プロジェクトの途中段階で導入することをおすすめします。

Lステップの進め方を紹介

Lステップの進め方は主に以下の流れで進められます。

・Lステップへの理解を深める
・Lステップを構築できる環境を整える
・Lステップを実践する

まずはLステップの各機能について把握し、理解を深めましょう。メリットやデメリット、どのようなシチュエーションで活用すべきでどんなことができるかを学んでからLステップの導入を始めることでよりスムーズに導入できます。

次に、Lステップの実行環境を構築します。LINEの公式アカウントがある場合は公式アカウントとLステップを連携させることで、すぐに利用を開始できます。また、連携方法としてchannel IDやchannel secretなどを共有する必要があるため、その手続きも1つずつ終わらせましょう。

その後、Lステップに備えられているシナリオ配信やリッチメニュー、カルーセルパネルなどの機能をうまく利用して、実践しながら公式LINEを最適化していきましょう。

Lステップの具体的な活用方法とは?

ここでは、Lステップの具体的な活用方法について解説します。

Lステップの使い方

Lステップには以下のような機能があります。

・シナリオ配信
・リマインダ配信
・セグメント配信
・自動応答
・リッチメニュー
・顧客管理
・回答フォーム
・予約管理機能
・オペレーター機能
・流入経路分析
・クロス分析
・友だち追加時設定

流入経路分析やクロス分析を活用すればLINEに登録してくれている方の属性や行動を分析することでき、また、予約管理機能を使うと店舗への予約をスムーズにすることも可能です。

各事業のビジネスモデルによって必要となる機能が異なりますが、あらゆる事業に対応できると言われています。

Lステップの導入事例

Lステップの主な導入事例として、以下の業種での事例が挙げられます。

・ネット通販
・ネイルサロン
・人事採用
・脱毛サロン
・パーソナルトレーニング

例えば、パーソナルトレーニングジムの店舗がLステップを活用し、カレンダー予約機能から新規体験申し込みや予約管理をできるようになったケースがあります。

顧客が予約したいタイミングでスムーズにLINEを通して予約ができるようになり、顧客満足度のアップにつながっています。

また、トレーニングメニューや所属トレーナーの紹介を画像や動画を活用して配信することで、トレーニングジムの魅力やつまずきそうなポイントを伝えることも可能となりました。

Lステップに関する役立つ情報を紹介

ここでは、Lステップの料金や評判について紹介していきます。

Lステップの料金プラン

Lステップの料金プランは以下の通りです。

・スタートプラン:

スポットコンサル1回無料、配信数1,000通、月額2,980円

・スタンダードプラン:

スポットコンサル1回無料、配信数15,000通、月額21,780円

・プロプラン:

スポットコンサル1回無料、配信数45,000通、月額32,780円

・10万通プラン:

スポットコンサル1回無料、配信数10万通、月額87,780円(初月87,780円)

・30万通プラン:

スポットコンサル1回無料、配信数30万通、月額131,780円(初月131,780円)

・50万通プラン:

スポットコンサル1回無料、配信数50万通、月額142,780円(初月142,780円)

・100万通プラン:

スポットコンサル1回無料、配信数100万通、月額197,780円(初月197,780円)

導入にあたっての初期費用はかからず、月額料金のみの設定となります。

契約中でもアップグレードが可能であり、スタートプランから始め、友達が増えた段階でアップグレードすることも可能です。

Lステップの評判

Lステップの評判として以下のような声がありますので紹介します。

・習い事クラブ:

生徒の目標の把握だけではなく、入会人数やアンケート回答数など、クラブ全体の把握ができるようになった

・WEB採用:

メールからLINE採用に変更したことによって、企業の理解やイベントの告知、WEB説明会の申し込みの効率化に成功した

人手が足りていない個人事業主や中小企業はLステップを利用するだけで、大きな効果が得られるケースも少なくありません。特にLINEでやり取りする事が一般化されている現代では高い効果が得やすい施策となります。

まとめ

Lステップとは?基礎知識から進め方や活用方法まで徹底解説

この記事ではマーケティングに効果的なツールの1つであるLステップについて解説してきました。Lステップを活用することで業務効率化を図ることができ、コスト削減につなげることも可能です。LINEを利用したマーケティングを検討される場合は、ぜひLステップの活用をご検討ください。

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