コラム
COLUMN
2023.11.07
広告業界は転職が多い?広告業界の転職トレンドや求められるスキルについて
広告業界は、華やかな仕事をするイメージから憧れる人も多い業界といわれています。転職を考えている人の中には、広告業界への転職を検討している人もいるでしょう。広告業界で活躍するためには、広告業界について理解することが重要です。
本記事では、広告業界への転職を考えている人に向けて、広告業界の概要や人気がある理由、求められるスキル、広告業界の職種について解説します。
広告業界とは?
広告業界とは、広告主が広告制作会社に対して広告の依頼をして、広告制作会社がプランニングや制作、配信などを行い、消費者に広告が配信される業界です。広告業界は主に「広告主」「広告制作会社」「媒体」「広告代理店」の4つから構成されています。
従来はテレビやラジオを使ったり、新聞・雑誌を活用したりして広告配信することが主流でしたが、近年では、インターネットの普及に伴い、Webを活用するケースが広がっています。
広告業界は人気がある理由について
ここでは、広告業界にはどのような人気があるのか紹介していきます。
やりがいを感じられる
自身が担当した案件が知人などから直接的に反響を得られることもあり、効果を実感できるためやりがいを感じられるでしょう。また、クライアントの要望や課題に対して、企画をすることにやりがいを感じる人もいます。
クリエイティブな仕事ができる
広告業界は、クライアント関係者や制作会社など多くの業種の人と関わることができます。業界の最新情報に触れられることやさまざまな業種の案件を担当するためクリエイティブな仕事ができるでしょう。さらに、デザイナー、クリエイターの人たちとも一緒に働くことで、クリエイティブな業界を体感できるはずです。
広告業界で働く上で求められるスキルとは?
ここでは、広告業界で働く上で求められるスキルについて紹介します。転職を検討する際の参考にしてください。
トレンドに対するアンテナを張るスキル
広告業界のトレンドは早いスピードで変化します。日々、業界の情報にアンテナを張っておくことで、その先のトレンドを活用した企画がクライアントへ提案できるケースもあります。
段取りをするスキル
広告の仕事には多数の関係者が関わっています。そのため、段取りよく仕事を進めていく必要があるでしょう。ポジションによっては、メンバーやクライアントとのスケジュール管理なども行う機会があります。
新しいことに対するチャレンジするスキル
広告業界は、新しい企画やトレンドを取り入れる業界です。そのため、新しいプロジェクトでも、積極的にチャレンジすることとアイデアを出す前向きな姿勢が求められます。
高いヒアリングスキル
広告業界は、広告主が求めている成果を上げることが重要です。そのために必要なのが高いヒアリング力です。広告主の問題や課題をヒアリングする際や社内外での共有など、さまざまな場面でヒアリングのスキルは求められます。
広告業界の転職職種例
ここでは、広告業界の転職職種例について解説します。
・ディレクター
ディレクターは、プロジェクトの進行管理やプロジェクト全体のプランニングをします。プロジェクト全体の動きを把握しながら、メンバーをまとめたり進行を管理したりする管理能力が必要になります。また、クライアントとのやり取りをすることがあるため、コミュニケーション能力も求められる仕事といえるでしょう。
・マーケター
マーケターは、クライアントの商品やサービスをどのように売るかの戦略を練る仕事です。 商品やサービスのターゲットを設定し、適した広告媒体を考え、売上に貢献します。
・プランナー
クライアントがアピールしたい商品やサービスをどのようにユーザーに届けるかを企画します。 プランナーは、企画立案した後、その広告が配信されるまでの制作進行に近い業務を担当するケースもあります。また近年では、SNS広告や動画広告、Web広告が主流となっているため、あらゆる広告媒体に関する知識が必要な職種です。
・営業
広告業界の営業は、広告媒体が取り扱っている広告枠を利用してもらえるようにクライアントに提案や販売をする仕事です。また、企業によってはディレクターまでを担うケースもあるため、スケジューリングなどの進行管理スキルも必要な職種といえるでしょう。
・クリエイティブ
クリエイティブには、デザイナーやコピーライターなどの職種があり、クライアントの商品やサービスを宣伝するための広告に用いるキャッチコピーやデザインを制作します。
広告業界に向いている人の特徴
ここでは、広告業界の仕事に向いている人の特徴について解説します。
・コミュニケーション能力がある人
広告業界では、社内外の多くの人とコミュニケーションを取らなければなりません。クライアントとの打ち合わせや協力業者との打ち合わせ、社内で報告を行う際など多くの場面でコミュニケーションが求められます。
・チームプレーができる人
広告業界の仕事は、一つのプロジェクトに対してチームで進めるため、チームプレーができることが重要です。クライアントから依頼を受けると、各メンバーを集めてプロジェクトを発足させます。どのような施策にするべきか、意見をまとめて立案する際はチーム内での連携が必要になります。
・流行のキャッチアップが早い人
広告業界では日々、トレンドが移り変わります。そのような中でもいち早く流行をキャッチアップして、それを企画などに入れられる人は広告業界に向いているといえるでしょう。
広告業界のキャリアプラン例
ここでは、広告業界の企業で働く場合のキャリアプランの一例について紹介します。
入社1年目の場合
広告業界の企業に入社をして1年目は、先輩に仕事の仕方を教えてもらいながら、徐々に仕事の流れや基本的なスキルを身に着けていくことが重要となります。
入社2年目~5年目の場合
入社をして2年目以降になると、ある程度仕事の仕方も覚えていき、案件によっては上司の助けを借りながらも、ほぼ一人で仕事を進めることもあるでしょう。経験を積めば積むほどにレベルの高い案件も徐々に対応できるようになってきます。
入社5年目以降の場合
5年目以降になると、チームを率いるリーダーのポジションになり、メンバーをまとめるマネジメントの業務を任されることも増えてくるでしょう。リーダーとしての実績が評価されると、役員などの上位のポジションに就くケースもあります。
広告業界の求人数はコロナ禍より戻りつつある
インターネットの普及によりWeb広告の市場は年々拡大しています。2021年以降は、インターネット広告費がマスコミ4媒体の広告費を上回りました。今後は、SNSの普及により動画広告がさらに成長すると予測されています。
パソナキャリアによれば、インターネット広告の企業は、WebディテクターやWebデザイナー、WebマーケターといったWeb系の知見を必要とする求人がでているようです。特にBtoCの企業では、広告運用を社内で行う動きがあるため、代理店で幅広い業界に携わっていた人の採用を行っている傾向にあります。
※参考元:パソナキャリア
まとめ
広告業界は、やりがいのある仕事ができることやクリエイティブな仕事ができることから人気のある業界です。また、広告業界に向いている人は、ヒアリング能力や新しいことにチャレンジするスキル、トレンドをキャッチアップするスキルなどが求められます。さらに、広告業界はインターネットの普及により今後はWeb広告運用などの求人数が増加すると予想されるでしょう。
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