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2023.10.19

アドネットワークとDSPとは? それぞれの違いや特徴を比較

アドネットワークとDSPとは? それぞれの違いや特徴を比較

広告配信を担当している人の中には、これからアドネットワークやDSPを利用して広告を配信していきたいと考えている人もいるでしょう。そのためには、アドネットワークとDSPの特徴や運用する上での注意点などを把握しておくことが重要です。

この記事では、アドネットワークとDSPの違いやそれぞれの強みと弱み、効果的に活用するポイントなどを紹介します。

アドネットワークが生まれた背景

ここでは、アドネットワークが生まれた背景について解説します。

・広告主の背景

広告主が広告を出稿する際は、広告掲載可能な媒体を探す時間や労力が必要であり、広告枠を確保するために個別に広告掲載を依頼する手間がかかっていました。また、広告の効果測定や管理に大量の工数がかかるという苦労があったことがアドネットワークが生まれた背景といわれています。

・広告出稿先の背景

広告出稿先も自社が管理をしている広告枠をどこかの広告業者に利用してもらうために手間がかかっていました。また、広告配信の結果を広告主に報告をするレポートも、提供されるデータが同じではないため、多くの作業工数やコストがかかっていたことが広告出稿先の背景として挙げられます。

アドネットワークとは?

ここでは、アドネットワークの概要や配信の仕組みについて解説していきます。

アドネットワークとは?

アドネットワークとは、SNSやWebサイト、ブログメディアなどの広告枠を統括しているネットワークのことを指します。これまでの広告の配信費用は、各メディアによって異なっていましたが、アドネットワークは提携媒体に対して一括での支払いが可能となり、広告の配信が可能です。

配信される仕組みについて

アドネットワークは、アドサーバーと呼ばれる専用のサーバーを通じて提携媒体に一斉配信される仕組みです。アドネットワークの例としては、Google広告が提供するGDN(Google ディスプレイネットワーク)が挙げられます。各ブログやYouTube、食べログといった数多くの提携サイトやアプリに広告が掲載されます。

アドネットワークの強みと弱みついて

ここでは、アドネットワークの強みと弱みについて紹介していきます。

アドネットワークの強み

アドネットワークの強みとしては、各媒体に対して広告を依頼するよりもコスト削減になる点が挙げられます。また、予算や運用の管理の方法も簡単で、広告管理の手間も少なくなるでしょう。さらに、アドネットワーク事業者が広告の効果測定を行うため、信頼性の高いデータを得ることができます。

アドネットワークの弱み

広告主として広告を出稿する場合に、出稿先を個別に設定することが難しいため、配信したいターゲットと表示される広告が合わないケースがあります。

DSPとは?

ここでは、DSPの概要及びその配信の仕組みについて解説をしていきます。

DSPとは?

DSPは、Demand-Side Platform(デマインドサイドプラットフォーム)の略です。DSPは、広告主や代理店が利用する広告配信やオーディエンスのターゲティングなどを一括して行うことで、広告効果の最大化を支援するプラットフォームのことを指します。

DSPの配信の仕組みついて

まず、ユーザーがWebサイトを訪問すると、SSPに広告のリクエストが行われます。 SSPは「Supply-Side Platform(サプライサイドプラットフォーム)」の略で、DSPの中から効果の見込みがある広告を選ぶ役割です。 リクエストを受けるとSSPは訪問したユーザーの情報を分析し、複数のDSPへどのような広告をいくらで配信するか、などのリクエストを行い、 これを受けた各DSPは、広告配信の有無や金額などの返答をSSPに行います。その中で最高入札額のものをSSPがWebサイトへ報告し、報告された最高入札額の広告に選ばれた広告がメディアに表示される仕組みです。

DSPの強みと弱みついて

ここではDSPの強みと弱みについてご紹介していきます。

DSPの強み

DSPは、Webサイトに訪れたユーザーのCookie情報によるターゲティング広告を配信します。そのため、よりユーザーの属性に着目をした広告の配信が可能です。また、一度コンバージョンをしたユーザーと同じような属性のユーザーに対して広告を配信することも可能となり、広告配信の工程も自動化できるため工数が削減できます。

DSPの弱み

配信される広告先が広告業者には開示されないことがあるため、ターゲット層に沿わない広告配信になる場合があります。また、DSPは導入にあたり初期費用がかかり、契約期間が数ヶ月から数年と決まっている場合もあるため、ほかの広告と比べると大きな費用がかかるケースがあるでしょう。

アドネットワークとDSPの使い分けについて

ここでは、アドネットワークとDSPをどのように使い分けしていけばよいのかについて解説していきます。

アドネットワークを使う場合

特定の顧客をターゲットにしたいというのではなく、幅広いターゲットに広告を配信したいという場合には、アドネットワークが適しています。理由としては、アドネットワークは、いくつもの広告枠を束ねているネットワークであるためです。

DSPを使う場合

特定の範囲の顧客に焦点を当てて、広告の管理の手間を少しでも軽減したいという場合にはDSPが適しています。理由として、DSPというのは配信する広告を適切に管理するプラットフォームであることが挙げられます。

アドネットワークとDSPを効果的に活用するには

アドネットワークとDSPを効果的に運用するためにはどうすればよいのでしょうか。
ここでは、アドネットワークとDSPを効果的に活用するためのポイントについて解説します。

ターゲットを明確化する

ターゲット顧客には種類があり、大きく分けて顕在顧客と潜在顧客があります。それぞれどのような顧客であるのか、どのような特徴であるのかを整理し、広告をどちらのターゲット顧客に向けて配信するかを明確化することが大切です。

インハウスから代理店に依頼する

アドネットワークやDSPを効果的に活用するためには、その仕組みについてしっかり理解する必要があります。初めてアドネットワークやDSPを活用する場合には、なかなか思うような成果が出ないケースがあります。一方、実績のある代理店に依頼することにより、より効果の高い施策を実行できるでしょう。

まとめ

アドネットワークとDSPとは? それぞれの違いや特徴を比較

アドネットワークは、WebサイトやSNS、ブログなど異なる広告媒体をまとめる広告ネットワークです。また、DSPは広告配信やオーディエンスのターゲティングなどを一括して行うことで、広告効果の最大化を支援するプラットフォームのことをいいます。広告配信を検討している人は、それぞれの強みや弱み、特徴を理解して活用するようにしましょう。

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