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2023.7.20

Web業界は人手不足って本当? 仕事内容や必要なスキルを解説

Web業界は人手不足って本当? 仕事内容や必要なスキルを解説

Web業界は情報の入れ替わりが早く、目まぐるしいスピードで変化しています。さらに、近年のコロナ禍においてリモートワークや各種サービスの見直しが進み、より一層Web業界の需要が高まってきています。

この記事では、Web業界の仕事内容やキャリアプラン、給与相場などの情報に触れつつ、Web業界における人手不足の現状について紹介していきます。

Web業界にはどんな仕事がある?

Web業界における仕事は多岐に渡ります。ここでは、そのうちいくつかの代表的な仕事について紹介していきます。

Web業界における職種は、大きく分けるとWebディレクター(指揮系)、エンジニアやデザイナー(作業系)、Webマーケター(解析系)があります。以下でそれぞれの特徴を解説します。

Webディレクターは、Web制作現場の監督・指揮・管理をする人で、現場監督の役割を果たします。業務に関する幅広い知識や経験はもちろん、各関係者とのやりとりを円滑に進め、進捗管理も行いながら制作を完了させるプロフェッショナルです。

エンジニアは、プログラミング言語に精通したWeb構築の専門家です。フロントサイドとサーバーサイドなど、役割によってさらに細分化されますが、いずれにおいてもWebの裏側を作り出す専門家です。

Webデザイナーは、依頼された内容をデザインで解決する役割を果たします。デザインは見た目をよくするだけでなく、機能的な部分まで踏み込んで設計する必要があります。そのため、ツールを駆使する技術だけでなく、多方面から情報を集め、分析し、設計する能力も問われる仕事を担います。

Webマーケターは、ターゲットを顧客の要望に応じて行動させることを使命とし、SEO施策や広告運用の戦略を立案する役割を果たします。主に集客に関する悩みをWeb上の特性を活かして解決するプロフェッショナルです。

Web業界で働く場合のキャリアプラン

Web業界で働く場合のキャリアプランについて、ここではWebデザイナー、エンジニア、Webマーケター、Webディレクターのそれぞれのキャリア例を紹介します。

Webデザイナーは、UIデザイナーやUXデザイナーから、全体の管理に携わるWebディレクターを目指すことができます。また、エンジニアとも距離が近いため、プログラミングを学んで構築までを1人で完成させてしまうことも可能です。

エンジニアはコードを書くスペシャリストですが、ただ構築を行うだけではなく、設計や要件定義など上流の部分まで携わることで経営的視点を加えたITアーキテクト、他部署とコミュニケーションをとるテックリード、チームを率いるチームリーダーなどのキャリアパスがあります。

Webマーケターは、自社内でキャリアアップを目指すだけではなく、事業会社やWebマーケティングコンサルタントで経験を積んだ後、フリーランスや起業の選択肢もあります。

Webディレクターは、予算や人員計画を含む上流工程に携わり、より経営層に近い位置となるWebプロデューサーを目指すことができます。また、エンジニアやデザイナーとして自ら作る側に転身するケースも見られます。

Web業界で働く上で会社から求められるものとは?

ここでは、Web業界で働く上で一般的に会社から求められる知識・スキル・考え方などについて紹介します。

Webディレクターなど指揮系の仕事に携わる場合には、Webマーケティングの知識、Web制作全般の知識、スケジュール管理能力、コミュニケーション能力、問題解決能力など幅広いスキルが求められます。

エンジニアやデザイナーなど作業・制作系の仕事の場合は、業務に対する専門知識だけでなく、論理的思考、情報収集力(検索力)が必要となります。

Webマーケターなど解析系では、マーケティングの知識、解析能力、コミュニケーション能力、コンバージョンまでの導線を企画する力、経営者視点での思考が求められます。

Web業界の給与相場はどのくらいか?

ここでは、Web業界の各職種における一般的な給与相場を紹介していきます。

・Webディレクターの給与相場は340~470万円・エンジニアの平均年収は約560万円
・デザイナーの平均年収は約450万円
・Webマーケティングの平均年収は460万円

日本人の平均年収は430万円ほどであるとされているため、平均値で見るとWeb業界においては平均よりも少し高い水準の年収を得ている傾向であると推測できます。
もちろん、企業規模や各社の方針によって差はありますので、転職を検討する場合には給与面の条件をきちんと確認しておきましょう。

※参考元:平均年収.jp|Webディレクターの平均年収
求人ボックス|Webデザイナーの仕事の年収・時給・給料
求人ボックス|Webエンジニアの仕事の年収・時給・給料
moovy|Webマーケティングの平均年収はいくら?|年収アップの方法も紹介
国税庁|民間給与実態統計調査結果

Web業界で役立つ資格について

ここでは、Web業界で取得しておくとスキルアップや就職優位につながる主な資格を紹介していきます。

・Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Web解析の基本ツールとして広く利用されているGoogleアナリティクスの基礎知識を学び、理解を深めることで実務に活かす事ができます。またGoogleの認定資格であることから対外的にも実績として示すことができます。

・ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、ウェブデザインを制作、運営、管理するための幅広い技術を身に着けることができる国家資格です。デザイン関連の職種を希望される場合は押さえておきたい資格です。

・Webクリエイター能力認定試験

W3CというWeb業界の中でも権威のある機関によって、つくられた仕様をもとにマークアップの技術を測る認定試験です。主にフロントサイドのエンジニアの職種を希望される場合は確認しておきましょう。

・情報処理技術者試験

ITパスポート試験の上位資格として位置する国家資格です。ITに関する幅広い知識を学ぶことができ、情報技術の背景として押さえておくべき技能を理解することができます。

Web業界の将来性や、人手不足の現状について

ここではWeb業界のトピックおよび人手不足に関する現状について紹介します。

・IT市場、Web業界が急成長している

現在Web業界は急成長している一方で、経済産業省によれば、2030年にはIT人材が約80万人不足する見込みであると予測されています。
※参考元:経済産業省|IT人材需給に関する調査 調査報告書

・DX推進にともないWeb業界の人材が求められている

DX(Digital Transformation)は経済産業省が推進しており、その影響もあって多くの業界において業務改善の一角としてITに対する需要が高まっています。そのため、Web業界では急拡大した需要の対応に追われており、人材が不足している現状があります。
※参考元:経済産業省|産業界におけるデジタルトランスフォーメーションの推進

・特に先端技術や情報セキュリティ分野での人手不足が指摘されている

昨今ではビッグデータ、人工知能(AI)の技術発展が目覚ましく、今後の多方面への応用が期待されています。一方でエンジニアなど開発人材が不足しており、十分な対応が進められている企業は少ない状況にあります。

まとめ

Web業界は人手不足って本当? 仕事内容や必要なスキルを解説

この記事では、Web業界の仕事内容やキャリアプラン、求められるスキルなどについて触れつつ、Web業界の将来性や人手不足の現状について紹介してきました。

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