コラム
COLUMN
2023.7.06
Lステップの運用代行はあるのか?効率的に導入する方法まとめ
Webマーケティングの手法には様々な方法があり、コンバージョン率アップや顧客情報のリサーチなど様々な目的の施策があります。その中でも、コミュニケーションとして利用されるLINEを使って顧客とコミュニケーションを取れるLステップは、幅広い目的に対応できるツールです。
この記事では、Lステップの基本的な情報から運用代行、利用方法などに触れつつ、運用代行の情報についても紹介していきます。
Lステップの基本情報
Lステップとは、LINE公式アカウントの機能を拡張したtoC(個人消費者)向けのマーケティングオートメーションツールです。Lステップを活用することで従来のメールマーケティングのように、自動でのステップ配信やセグメント配信、ユーザー管理やメッセージによる配信効果の計測が可能となります。
Lステップを活用する目的
Lステップを活用する目的としては、効率的に情報発信をすることが挙げられます。Lステップにはステップ配信やセグメント配信など、メールマーケティングを効率的に行うための欠かせない機能が備わっています。
例えば、Lステップを活用することで手動で行っていたメッセージの発信や友だちの管理、お知らせの伝達などをすべて自動化することが可能となります。そのため、担当者が手を動かさずに管理できることから運用や情報配信のコスト削減につながります。
また、LステップではSNSや広告など、どの媒体を経由してLINEに登録したかといったユーザーの行動を把握できる点もメリットがあります。流入経路が分かれば効率的に予算をかけることができ、流入別にメッセージを変更してコンバージョン率の上昇につなげられるなど、マーケティング上の効果の高い施策を検討することが可能となります。
さらに、顧客の属性を収集できるため、どのような人がLINE公式アカウントに登録してくれたのかを把握し、自社が定めていたターゲットやゴールに沿ってアカウント運用できているのかを確認することもできます。
Lステップの導入方法を紹介
Lステップの導入にあたっては、主に以下の流れで進めていきます。
・Lステップの理解を深める
・Lステップの環境を整える
・Lステップを実践する
まずはLステップの各機能について把握し、理解を深めましょう。メリットやデメリット、どのようなシチュエーションで活用すべきで、どんなことができるかを学んでからLステップの導入を始めることでよりスムーズに導入できます。
次に、Lステップの実行環境を構築します。Lステップを利用するためには、LINE公式アカウントとLステップを連携させる必要があります。連携させる流れは以下の通りです。
・公式アカウントの「channel ID」と「channel secret」をLステップに共有
・「Webhook URL」をLINE公式アカウントに共有
・LINE公式アカウントの挨拶・応答メッセージをOFF
・LINEログインチャネルをLステップへ共有
初期設定の手順を正しく理解して、アカウント連携を済ませましょう。
その後、Lステップの構築に必要なスキルについて確認します。Lステップには主に以下のようなスキルがあります。
・シナリオ配信
・タグ・友だち情報
・回答フォーム
・リッチメニュー
・自動応答
・カルーセルパネル
・予約管理機能
最も導入コストの低いスタートプランでもここで紹介する7つのスキルが利用できるため、どのようなLINE公式アカウントの使い方をするか検討しつつ利用するスキルを選択し、実践しながら公式LINEを最適化していきましょう。
Lステップの運用代行を依頼する方法
Lステップの運用代行を依頼する方法としては主に以下の2つが挙げられます。
・クラウドサービスを利用する
・代行業者へ依頼する
Lステップの構築や運用を代行業者に依頼するメリットは大きく、Lステップに詳しいスペシャリストに依頼をすることで自社にノウハウがなくてもLステップの構築を完成させることができます。
また、LINE公式アカウントの作成段階からお願いする場合はヒアリングから始まり、どんな人に配信したいか、サービスを売り込むのかなど、ターゲットやペルソナの設定にも協力してコンサルティングを受けることができます。
LINEの公式アカウントを作成する場合、リッチメニューなどのクリエイティブ素材が必要になります。しかし、運用代行に依頼することで、クリエイティブ作品なども合わせて作ってもらうことも可能となります。
依頼した業者によってはアカウント作成が終わった後も配信の操作などを教えてもらえることもあるため、将来的に自社で運用したい場合であっても、初期段階では運用代行の業者に依頼することも検討してみましょう。
Lステップの運用代行を依頼できるサービスや会社
Lステップの運用代行を依頼する場合はクラウドサービスを利用する場合や直接企業に依頼することをおすすめします。
Lステップの運用代行を依頼できる主なクラウドサービスは以下の通りです。
・ココナラ
・クラウドワークス
・ランサーズ
上記のいずれのサービスもクラウドソーシングと呼ばれる有名なサイトであり、Lステップを含めるマーケティングの仕事が依頼できるフリーランスが揃っています。
また一方で、Lステップを含めたマーケティングを請け負う企業に対して連絡を取り、直接依頼する方法も1つの手段として挙げられます。
Lステップ構築を請け負っているおすすめの代行企業は以下の通りです。
Lステップの導入や運用を外部に依頼する場合には、依頼する企業や個人が提示する条件面を確認するだけでなく、依頼先の実績を重要視して検討することがポイントです。そのため、初期のやりとりの段階でなるべく詳しく要望を伝えることで、ミスマッチを防ぐことにつながります。
実績がない企業や個人に依頼してしまうと、成果が出ずに費用だけがかかるという最悪の事態になる可能性があります。依頼先の情報をしっかりと確認した上で、運用代行の依頼を決めましょう。
まとめ
この記事ではマーケティングに効果的なツールの1つであるLステップについて基本情報や導入方法、運用代行に関する情報を紹介してきました。
Lステップは顧客とコミュニケーションを取り、自社の商品やサービスを利用しているファンの属性や行動をリサーチする上で便利なツールです。公式アカウントやLステップに関して、知識がない場合は運用代行を利用する選択肢もあります。
運用代行を行なっている個人や企業も増えているため、困った場合はクラウドソーシングや代行企業の公式サイトを見てみると、自社の一助になるような情報が得られる可能性があります。LINEを利用したマーケティングを検討される場合は、ぜひLステップの活用をご検討ください。
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