コラム
COLUMN
2023.6.29
Webマーケターの仕事内容や必要なスキル、キャリアプランの例をご紹介!
現在、転職や就職を考えている方のなかにはWeb業界の仕事に興味を持っている方もいるでしょう。Web業界は近年成長を遂げている業界ですが、仕事内容はさまざまです。
Web業界の職種の一つとしてWebマーケターがあります。Webマーケターは専門的な知識だけでなくさまざまなスキルが必要です。
この記事では、Webマーケターの仕事内容やキャリアプランの例などについてご紹介します。
Webマーケターとは?
Webマーケターとは、自社サイトやオウンドメディア、SNSなどオンラインチャネルを活用してサービスや商品を売るためにマーケティング全般を行う職種のことをいいます。Web 上における顧客の行動などを分析してさまざまな戦略を練り、商品やサービスが売れるように企画や市場調査などの活動を行います。
そもそもWebマーケティングとは、Web上で商品やサービスがより多くの人に選ばれるような仕組みづくりをするための活動のことを指します。データを基にした効果測定や顧客とのコミュニケーションなど、マーケティングにはさまざまな業務があります。
Webマーケターの具体的な仕事内容とは?
ここからはWebマーケターの具体的な仕事内容について解説します。
集客施策
Webサイトにお客様を集めるための集客施策もWebマーケターの仕事の一つです。
例えば、Google広告に出稿してみたりSEO対策を行ってみたりすることでWebサイトのアクセス数やコンバージョン数の増加が期待できます。
また、Webサイトからの集客だけではなく、場合によってはセミナーなどオンライン上でのイベント集客などを行うケースもあります。
販売施策
ターゲットに商品やサービスを購入してもらうための販売施策もWebマーケターの仕事です。
例えば、商品やサービスの訴求ポイントの見直しを行うことや、Webサイトのデザインを商品やサービスの情報が的確に伝わるように変更するなど、商品やサービスがより売れる施策を考える必要があります。
リピーター施策
ユーザーが商品やサービスを継続的に購入してもらうためのリピーター施策も大切な仕事の一つです。
例えば、会員制のメルマガ配信などを導入して、お得な情報や最新情報をユーザーに発信し続けることで、リピーターになってくれる可能性があります。リピーターを増やすことで、継続的に利益を生み出せるため、すでに多くの顧客を抱えている企業は取り組むべき施策といえます。
Webマーケターとして働く場合のキャリアプラン例
Webマーケターとして働く場合、どのようなキャリアプランを考えればよいのかわからない方もいるでしょう。Webマーケターに関わらず、Web業界では専門知識を習得する必要があるため、さまざまなキャリアプランを考えることができます。
ここでは、考えられるキャリアプランの例をご紹介します。
社内でのキャリアアップを目指す
まずはWebマーケターとして経験を積み、Webマーケティングに関する知識やスキルを身につける必要があります。Webマーケターとして入社した後は実務を通して経験を積んでいき、マーケティング業に慣れていきましょう。
その後は、チームリーダーをはじめとした責任者となって、チームマネージメントや経営に関わっていくのも考えられるキャリアプランの一つでしょう。
Webコンサルタントに転身する
Webマーケターとして経験を積んだ後は、Webコンサルタントに転身するのもよいでしょう。WebマーケターとしてWeb上での集客や売上が向上するための仕組みが理解できれば、コンサルティングに特化したWebコンサルタントとしても働くことができるでしょう。
WebマーケティングにはTwitterやInstagramなどのSNSマーケティングやコンテンツマーケティングなどさまざまな手法がありますが、コンサルタントとして働く場合は得意領域を明確にしておく方が有利といえます。
フリーランスとして働く
Webマーケターとしてフリーランスで働くのもキャリアプランの一例として挙げられます。
ただし、高い成果を出している人や実績がある人でなければフリーランスとして働くことは難しいでしょう。
Webマーケティングの仕事はオンライン上で完結できることが多い仕事のため、フリーランスとして自由な働き方を目指したい人には向いているでしょう。
Webマーケターに必要なスキル
実際にWebマーケターが現場で求められるスキルやノウハウにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここからは、Webマーケターが働くうえで必要なスキルについて解説します。
Webマーケティング・広告全般の知識
まずはWebマーケティングやWeb広告など、マーケティングの基礎知識を身につけましょう。Web マーケティングの分野は幅広く、さまざまな知識が必要となります。そのため、全般的に知識を身につけた後に自分のスキルや得意な分野を深掘りしていくことをおすすめします。具体的には、SEOやSNS運用、Web広告運用に関する知識・スキルが必要です。
Webサイト構築・解析スキル
Webサイトの構築や解析を行うスキルも大切な要素です。マーケターとして仕事をしていくうえでは、Webサイトと関わる機会があります。Webサイト構築においてエンジニアが利用するような言語の基礎知識、Google Analyticsなどの解析ツールが使えるようになる必要があります。
コミュニケーション能力
Webマーケティングの仕事はチームで動くことが多いです。デザイナーやライター、営業などの関係者と連携しながら仕事を進めていきます。
またクライアントとコミュニケーションをとる機会も多く、クライアントの要望や意向をくみ取って意思疎通ができなければいけません。コミュニケーション能力が高ければ、社内での調整やクライアント対応に関しても、トラブルを事前に防いで進めることができるでしょう。
Webマーケターの給与相場はどのくらいか?
求人情報サイト「求人ボックス」によると、Webマーケターの平均年収は524万円となっています。一方で、役職やスキル・経験有無によって収入に違いがあります。また、フリーランスとして仕事をする場合は力量によって年収が変動します。
自分のキャリアプランによって年収の変動があるため、年収がどのくらいほしいのかもキャリアプランを考える際の指標の一つにするとよいでしょう。
まとめ
今回は Webマーケターの仕事内容や考えられるキャリアプランの例についてご紹介しました。
Webマーケターは専門的な知識やスキルが求められる職種であるため、未経験からの就職や転職はなかなか難しいものの、Web業界の市場は増加傾向にあるため将来性が高い職種といえます。
また、Webマーケターとして働く場合は、今後のキャリアプランの形成を考える際に、さまざまな選択肢があります。社内でのキャリアアップや転職、フリーランスに転身するなど、どのようなキャリアを積んでいきたいのか考えていくとよいでしょう。
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