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2024.11.27

Lステップのリッチメニューとは?メリット・デメリット、作成方法を解説

Lステップのリッチメニューとは?メリット・デメリット、作成方法を解説

リッチメニューとは、LINEのトーク画面の下部に表示されるメニューを指します。LINE公式アカウントで利用できますが、LINE公式アカウントの拡張機能であるLステップを使うと属性のタブ分けや友だちごとに配信内容を切り替えることが可能です。

そのため、Lステップのリッチメニューを活用すれば、効率的な集客・販促が実現します。

この記事では、Lステップのリッチメニューの特徴やメリット・デメリット、作成方法について詳しく解説するため、気になる人は参考にしてください。

Lステップのリッチメニューとはどういった機能?

Lステップのリッチメニューとはどういった機能なのか理解するためにも、まずは、「リッチメニュー」の概要について紹介します。

リッチメニューの概要

リッチメニューとは、LINEのトーク画面下部に独自の固定メニューを表示できる機能を指します。画面を分割して各ボタンにリンクやクーポン、テキストなどのコンテンツを設置できます。なお、リッチメニューはスマートフォン版に限定された機能であるため、PCでは表示されません。

LINE公式アカウントでもリッチメニューを設定できますが、Lステップに比べると配信設定の幅が狭くなります。一方、Lステップのリッチメニューは、さまざまな設定が行えるため、効率的に集客・販促効果に繋がります。ただし、Lステップでは、スタンダードプラン(月額21,870円)以上でリッチメニューが利用可能となるので注意しましょう。

Lステップのリッチメニューの特徴

Lステップのリッチメニューでは、デザインの自由度が高いためLINEのトーク画面をホームページのように表示できます。さらに、リッチメニューにアクションを設定して任意のページやサービスに誘導することも可能です。

例えば、URLを開くと表示されたメニューをユーザーがタップした際に、指定のサイトに遷移させることもできます。このようなアクションを複数設置することで、訪問数・お問い合わせ数の向上といった成果が効率よく得られるでしょう。

また、LINE公式アカウントのリッチメニューでは、ユーザーの状況に応じた配信ができません。しかし、Lステップでは情報のタグ付けができるため、ユーザーの状況に応じた配信が行えます。その結果、反応率やアクション率を向上させることが可能です。

Lステップのリッチメニューの目的とは?

リッチメニューは、次のような目的で使用されます。

・自社ホームページへの誘導
・自社オンラインストアへの誘導
・SNSへの誘導
・クーポンの表示
・イベント情報の案内
・キャンペーン情報の案内
・採用情報の案内
・各種問い合わせの表示 など

公式サイトや各種SNSなどのリンクを設定したり、画像にアクションを設定して任意のページやサービスに誘導したりすることも可能です。イベントやキャンペーンの情報を掲載すれば、ユーザーをスムーズに誘導できるでしょう。

また、LINE公式アカウント内に設定したクーポンを反映すれば、クリック率の向上も期待できます。

Lステップのリッチメニューのメリットとデメリット

Lステップのリッチメニューを活用する前に、ここからはメリットとデメリットを確認しておきましょう。事前に把握しておくことで、状況に応じて上手く活用できるようになります。

Lステップのリッチメニューのメリット

スマートフォンの画面に大きく表示されるリッチメニューは、ファーストビューで目を引きやすいため、高いタップ率が期待できます。配信項目の変更ができるため、友だちの属性に合わせたリッチメニューを作成すれば、反応率も高まるでしょう。

また、Lステップを使用するには、配信数に応じたプランの契約が必要です。頻繁に配信する場合は、ライトプラン以上を契約することをおすすめします。

Lステップでは、プッシュメッセージである配信は、数によって金額が加算されます。しかし、友だちからのアクションに関しては、配信数にカウントされないため、メッセージ通数を消費せずに販促や集客をすることが可能です。

Lステップのリッチメニューのデメリット

友だち登録者を集めるのに時間がかかることが、デメリットといえます。しかし、リッチメニューに「友だちに紹介するボタン」を設置して配信することで、友だちを集められるでしょう。

リッチメニューの設定に時間はかかりますが、テンプレートが用意されているため、大きな手間はかかりません。

また、Lステップを利用するにはLINE公式アカウントの登録が必要となり別途費用が発生します。例えば、月間配信数を15,000通予定している場合、以下のようなプランを組む必要があります。

LINE公式アカウント:ライトプラン/5,000円
Lステップ:スタンダードプラン/21,780円

ただし、LINEは多くの人が利用していることから、大きな成果を得られる可能性があるでしょう。

Lステップのリッチメニューを設定する方法を紹介

Lステップのリッチメニューを設定する方法は、下記の通りです。

1.Lステップの管理画面を開いて、左のメニューバーから「リッチメニュー」をクリック
2.「新しいリッチメニュー」を選択
3.画像をアップロードする
4.必要事項を入力する
5.ボタンを設定する
6.ボタンにアクションを設定する
7.「登録」ボタンを押して完了

なお、ボタンに設定できるアクションは下記の通りです。

・URLを開く
・TEL
・ユーザーメッセージ
・回答フォーム など

また、アップロードできる背景画像には、下記のような規定があるため注意しましょう。

・大サイズ:2500px×1686px
・小サイズ:2500px×843px
・容量:1MB以下
・画像フォーマット:JPEGまたはPNG

タブ分けして切り替える場合の作成手順は、下記の通りです。

1.タブの数だけ画像を用意する
2.Lステップの管理画面を開いて、左のメニューバーから「リッチメニュー」をクリック
3.「新しいリッチメニュー」を選択
4.画像をアップロードする
5.必要事項を入力する
6.ボタンの領域を設定する
7.ボタンにアクションを設定する
8.「登録」ボタンを押して完了
9.二つ目の画像の「機能紹介」部分も同様に作成する
10.「面白機能」のリッチメニューも同様に作成する
11.タブ部分をタップした際の切り替え設定をする

Lステップのリッチメニューの具体的な活用方法とは?

Lステップのリッチメニューの具体的な活用方法には、次のようなものがあります。

・自社ホームページへの誘導

画像にアクションを設定して任意のページやサービスに誘導できるため、公式サイトや公式SNSなどのリンクを設定してアクセス数の向上を狙いましょう。

・割引キャンペーンの案内

期間限定の割引キャンペーンを表示することもできます。表示期間の自動設定や特定の友だちに限定した表示も可能です。

・クーポンの表示

LINE公式アカウント内に設定したクーポンを反映すれば、高いクリック率が期待できます。

・スタンプラリー

スタンプラリー形式で表示すれば、継続的に利用してもらうこともできます。

まとめ

Lステップのリッチメニューとは?メリット・デメリット、作成方法を解説

Lステップのリッチメニューを使えば、自社ホームページへの誘導や割引キャンペーンの案内、クーポンなどをLINEのトーク画面内に表示させることが可能です。リッチメニューは、LINEマーケティングに欠かせない機能であるため、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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